帰省
フレームの金属の確認をせず買ってしまったメガネをキャンセルして、別店舗にて別メガネを購入。金属部分が溶け出す危険がないものを購入。
店員さんがカワウソみたいな顔をしていて可愛かった。(男性だけれども)
とりあえずその日に入手できるものを¥3,000, いいモデルのやつが¥18,000くらい。いいモデルのやつを買わなくてもいいような気がしたけど、「予備で持っておいた方がいいですよ」に負けて、購入。
メガネが出来上がるまでの待ち時間でノイズキャンセルイヤホンを見る。そこでは買わなかったけどなんか急に欲しくなったので東京駅の新幹線待ちの間にヤマダ電気に行く。ソニーの最新型が良いと聞く。しかしAmazonで買うより¥5,000ほど高かったので買うのをやめる。「新幹線乗らなきゃいけないんで」と店員さんを振り切った。
なんか金を使い出すともっと使いたくなってしまう。よくないことだ。
この移動の時に雨に降られて散々な気持ちに。
新幹線内でビールを飲むと激烈に眠くなって2時間寝る。コンタクトだったので目が真っ赤になって、駅ホームのきしめん屋の店員さんが驚いていた。
なかなかうまい。名古屋駅のホームできしめんを食うようになったのはダイノジが紹介していたから。食感が独特で他にあまりないから確かにうまい。ルーチンにするかもしれない。
帰宅して適当にテレビを見ておじいちゃんと11時半まで将棋。チャレンジングな手を指していたら1局普通に負ける。敵陣の方が打ち込みに強いので普段やっている戦法ではこちらが不利になる。普段は僕も大駒交換を狙いに行くので。似たような戦法が好きになったのは血筋かもしれない。
そのあと床に就くが冷房が無くて暑すぎて寝られず。
無呼吸症候群の装置を持ってくる代わりにマウスピースと舌ピタをもってきたが、舌ピタは舌が痛く、マウスピースも違和感が大きくて結局外す。
一睡もできないまま起きて、10:30からおじいちゃんとNHK杯を見る。松尾vs山崎だったのだが、山崎NHK杯の指し手が型にとらわれない自由な指し手で面白かった。序盤苦しくなるも後半で逆転していて山崎将棋の魅力に楽しませてもらった。
そのあとは筒井康隆の「家族八景」を読む。全編とても面白かった。
以下、少しのネタバレ。
「家族八景」は主人公七瀬が人の考えていることが読め、いろいろな家庭に女中となって働きに出るという話。
各家庭がそれぞれ基本的に破綻していて、とてもリアルで、どの家庭も微妙に違った問題を持っていてとても面白い。
家族として住む理由とはなんだろうと考えさせられた。そして、性欲、この作品では主に中年の性欲はとても大きなファクターだなと思った。
登場人物は皆リアルで家族の中の立ち位置や世間への立ち位置や自分の関心事や欲望がバラバラで、時には攻撃をしたりして。
異分子の七瀬を露骨に排除しようという家もあったり、七瀬の影響によって完全に崩壊する家庭もあったりした。「家族八景」というタイトルもじわじわくる感じだ。
主人公七瀬はいい感じのキャラクターで、淡々としていて、自分の能力のためにどこか達観したところもあるのだけれどなんだか前向きな力を感じて好きになった。
続編の「七瀬ふたたび」も読もうと思う。
今日は書くことが多かった。
仕事が始まったら、仕事の細かいことは流石に書かないと思うので書く量が減りそうだ。