ゆっくりするブログ

最近SNS中毒になっていたのでゆっくりしようと思って。

将棋が上達しない

悩める所である。

原因は勝手読み(相手の指し手はこうだと決めつけてプランを考えること)だと思う。相手の気持ちになって考えないとダメだ。

 

矢倉はあまり好きではないと思っていたが、矢倉の勝率がいい気がする。ていうか、矢倉以外勝っていない。矢倉は多分、角をキレイに使うのが大事で、今の自分の思考の具合に合っているのだと思う。

 

昨日の試合で慎重に指さなかったせいで負けたので、今日は慎重にやったのだがこれが大悪手で負け。自分がやらない様な手を指して負けたので悔しさもひとしお。

感想戦で印象に残った事のエッセンスだけを、違う局面に適応してしまうからダメなのかもしれない。ウメハラが、「失敗した試合を反省して色々振り返ってもプラスになる事はない」的な事を言っていて、感想戦しないんだと驚いた記憶があるが、今日の将棋はそれを思い出した。

感想戦の事をもっと粒度が細かい状態で自分の中に残すべきなのだろう。「慎重にいかなかったから負けた」レベルの小並感的な感想戦をやっていたんだと思う。

 

藤井先生が、対局前に小説を読むと言っていた。また、小説「盤上の夜」で天才囲碁棋士が碁を打っている時に言葉が溢れ出て来てる、みたいな描写があった。言葉と指し手が結びつかないのが自分が凡人である証明なのだろうと思うが、うまい人の指し手の考え方がどういう感じなのか知りたい。

自分は何でもかんでも答えを見てそれを覚えようとしてしまうタイプなので、全然違う気がする。この自分のやり方は人生の数十年かで身につけてしまった悪癖だと思うので、それを破壊できたらいいななどと思う。